Levi’s VINTAGE CLOTHINGより、不動の人気を誇る【1944 S501XX】【1936 TYPE I トラッカージャケット】が入荷しました。
通称“大戦モデル”【1944 S501XX】は、第二次世界大戦時代のジーンズを再現した、非常に人気の高いモデルです。
戦時中という物資の少ない時代にあり、オリジナルではウォッチポケットリベット、クロッチリベット、バックウエストシンチが省略されています。
刻印のない標準仕様のボタンに月桂樹の葉のデザイン、バックポケットのステッチ（アーキュエイトステッチ）がペイントになっているなど、当時のディテールが忠実に再現されています。
【1936 TYPE I トラッカージャケット】
1930年代に発売されたデニムジャケットのオリジナル。
通称“ファースト”と呼ばれるモデルです。
前立ての2本のプリーツは、リジットデニムの生地の縮みをあらかじめ想定して作られた伸びしろだそう。
参考記事:「リーバイス」のＧジャンに見るプリーツの不思議【オーベルジュ・小林さんの服飾漫談】｜雑誌Begin(ビギン)公式サイト
洗濯で生じた生地の縮みを、しつけ糸をほどき身幅を拡げて着用するためです。
いまは多くのデニムジャケットで飾りとして取り入れられているディテールも、本来は実用性を兼ねた秀逸なデザインだということがわかります。
そうした成り立ちに思いを馳せるのも、ヴィンテージデニムならではの愉しみですね。